違い [街]






もしかすると、来週には梅雨明けになるかもしれないと、NHKのお天気ねえさんが云っていました。
そんなことになると、気象庁の観測始まって以来のことだとも話していましたよ。
地球規模の異常気象の影響でしょう。
洪水や干ばつが続く地球、確実に壊れて来ているようです。
おまけに地震も続いているしなぁ。
困ったなぁ、ですよ。


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困ったなぁと云えば、咳。
コロナや喘息ではなくてただの普通の咳です。
こどもの頃はなんともなかったのに、オトナになってから緊張すると咳が出るようになりました。
神経性咳?そんなコトあるんやろか。


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映画や寄席に行っても咳は出ません。
さあ、楽しもうと気持ちがリラックスしているのでしょう。
困るのは芝居やコンサートのときです。
特に、クラシックのコンサートではあまりの咳に退場することもあります。
クラシック・アレルギーではないですから、咳をしてはいけないという過度の緊張ゆえだと勝手に決めています。
かなり以前、大好きなピアニストのピリスさんが大阪でコンサートを開くことになりました。
チケットを取って出かけましたが、席についた途端に咳が止まらなくなりました。
ロビーに出ましたが、咳が出たらピリスさんにも観客にも迷惑になると、聴かないままに帰りました。
こうして、一生に一度の彼女の音を聴く機会をみすみす逃してしまいました。
5年ほど前に彼女は引退してしまい、もう永遠に生音を楽しむことができません。


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電器屋のオーディオ売り場に行くと「原音を忠実に再現」なんてポップがあります。
ピリスさんの原音を聴いたことのない僕にはその判断ができません。
あ~、残念。
咳さえ出なかったら、です。
今、喉がイガイガすることはあっても咳が止まらないほどに出ることは、まずありません。
緊張感に欠けた生活をしてるんやろか?さて。


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話しは変わって、ライブ・ハウス。
ライブ・ハウスで咳が出ることはありません。
緊張しないで楽しんでいるようです。
コロナ渦でご遠慮していますが、行ける日がやって来るのを楽しみに待ちましょう。
ジャズ・ピアニストの山本 剛さん、東京時代から、ちょっと追っかけおやじなのです。
彼のピアノの音が好きなのですよ。
どこがどう違うと聞かれても説明に困るのですけれど、ね。
日本で活躍する日本人音楽家、ライブ・ハウスで気軽に聴けるからいいですね。

写真の彫刻は黒川 晃彦さんの「コルネット吹きの休日」です。
神戸・北野に座っています。
コルネットとトランペットの違いもよくわからないおやじです。
同じような音に聞こえます。
違いのわからないおやじなのですよ。
それにしても、ピリスさんのピアノの音、CDでなくコンサートで聴いてみたかったなぁ。
一生、悔やまれます。
残念。
と、今日もウクライナにも円安にも選挙にもまったく関係のない話しでした。
違いのわからないお気楽おやじ、今日も健在、です。
それにしてもこのコルネット吹き、なんで上半身裸なんやろ?
ま、ええけど。








あしあと(107)  コメント(12) 
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あしあと107

コメント 12

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HOTCOOL

私はロックが好きですが、やはりライブは良いですね。
あの一体感がなんとも言えないです。
最近世間一般が緩んできたので、好きなミュージシャンのライブにいこうかしらん。
by HOTCOOL (2022-06-26 07:59) 

みうさぎ

なんとなく緊張してるんだと思う。普段弛んでる気合い入ってない!とかそんなこと言わないけど(笑)生聴けないの残念。最近エヘン虫良く出るんです。お喋り減ったから喉衰えて来たんか?(笑)
上半身テカテカなの気になる
皆撫で撫でしてるのかな?
肩こり治りますよーに
(笑)
by みうさぎ (2022-06-26 08:17) 

kiyotan

紫陽花の写真がとても美しいですねえ
彫刻って裸が多いですよね 全裸 半裸が・・
雨に打たれる女性のヌードの彫刻を見ると
かわいそうに思ってしまいますが筋骨たくましい
男性はカッコよく力強く見えます。
by kiyotan (2022-06-26 09:28) 

Lonesome社っ長ょぉ〜

今朝、ウクライナ情勢と地球温暖化の関係を解説した番組を観ました。
ロシアからの天然ガス輸入を減らしているEU各国は、その代替えとして石炭
の使用を再開し発電を行っているという、まさに時代に逆行のCO2排出増加に
加担している最悪なシナリオです。出口の見えないウクライナ情勢は明らかに
地球温暖化に拍車をかけてしまったようです。
様々なジャンルにおいてライブに勝る楽しみ方はないですね。音楽の場合
会場の音響効果の差と、鑑賞している位置関係で耳へ入る音の違いは出て
しまいますが、生音の醍醐味には代えられません。

by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2022-06-26 14:15) 

tommy88

天気予報ではずーっと太陽が顔を出しています。本当はもう梅雨なんて状態ではなくて、気象庁も意地になって宣言を出さないだけじゃないでしょうか。いやいやこんなはずじゃないと、過去に事例がないからまだまだ慎重にと、現実に合わない物差しで動いているのではないでしょうか。だってこの暑さに日照り、夏ですよ。

そうでしょ、このラッパ吹きの像、コルネット吹き、宝塚遠征の好都合便を考えて神戸空港を利用した時、時間があって三ノ宮駅から港の方を歩いて攻めたり、山の方へ向かう時などがありました。風見鶏のある建物かその近くに座っておられて、でも、あちこちの観光地でも見るなぁこのおっさんと思ったこともあります。このちかくに北野神社があって、もう、商売繁盛縁結びって感じで変わった売りをされておりました。私には学問と世界平和しか興味がありません。コルネット吹き、上半身、きっと見せたいのだと思います。御嶽海からの脱出途中ですが、もうすぐ私もやるでしょう。ふっふっふ、オレンジビーチでね(もう、海の家建設が終わってましたよ)。

by tommy88 (2022-06-26 14:21) 

いろは

こんにちは^^
緊張すると咳が出るのは、どこかストレスが関係しているのでしょうか...
私は最近緊張するとお腹が鳴ります^^
あまり人と会わないのですが、息子が来た時などに。
息子なのに可笑しいですね。
by いろは (2022-06-26 14:59) 

あるいる

HOTCOOLさん

コメントありがとうございます。
ものは試しと、東京時代に一度だけフランク・ザッパのコンサートを聴きに行きましたが、腹の底まで響く騒音としか思えない音にこりごりで、それ以来、ロックには近づかないようになりました。
初めてライブで聴くフランク・ザッパが極端過ぎたのかもしれません。
そうです、世間一般が緩んで来ていますから、ここが用心のしどころです。
もう少しの我慢を続けるのが賢明かと思われますよ。
余計なお世話、ごめんなさい。

by あるいる (2022-06-26 15:20) 

あるいる

みうさぎさん

コメントありがとうございます。
意識しなくても、音楽ホールでのクラシック・コンサート は音響効果の良さもあって、普段より何倍にも緊張感が増えているのかもしれません。
雑なように見えて、それなりに周りに気を遣っているオヤジの証明だと思うようにしましたよ。
北野異人館界隈にはこのお方の彫刻がいくつかあるのですが、他の彫刻も上半身裸で、肩周りがテカテカしていましたよ。
観光客が触るのでしょうかね。
ひとりだけ、フルートを吹く少女の彫刻があるのですが、これは服を着ていました。
う~ん、おっさんの彫刻だけ上半身が裸なのはなんでやねん?
ちょっとした謎です。

by あるいる (2022-06-26 15:27) 

あるいる

kiyotanさん

コメントありがとうございます。
あじさいもそろそろ終わりかけて来ました。
綺麗な状態の花があるうちに撮っておきたいものですよ。
大阪・御堂筋には多くの彫刻が舗道にありますが、そのなかで好きなひとつがボテロさんの「踊り子」という全裸の女性のブロンズ彫刻です。
ふくよかをはるかに通り越したデブの踊り子が左足を高く上げています。
なんだか自然に微笑みたくなるユーモアあふれた作品です。
もし、彼女が雨に濡れていたら、よっしゃ~っ!頑張れよ~っ!と、声をかけたくなるほどです。
僕の頭の中ではボテロ・デブ・踊り子と三つの言葉がワンセットになってしまっています。
ボテロさんの他の作品はまったく知らない、いい加減おやじです。

by あるいる (2022-06-26 15:44) 

あるいる

Lonesome社っ長ょぉ〜さん

コメントありがとうございます。
期日前投票に行こうかと、各政党の政策を見比べていたら、言葉が違うだけで大同小異でした。
でも、ジェンダーなんて二回前の選挙ではどこも施策にあげていなかったような記憶があり、時代の流れやなぁとしみじみつくづくです。
エネルギーも食料も温暖化もず~っと二の次三の次になっていたのに、です。
ますます誰とどこを選ぶのか消去法でやるしかないなとなりました。
コロナ渦のおかげでコンサートには行けませんが、シンフォニー・ホールといずみホールの音の響きはもう一度楽しみたいなぁと密かに狙っています。
早く行きたいものですよ。

by あるいる (2022-06-26 15:54) 

あるいる

tommy88さん

コメントありがとうございます。
北野神社に行ったとき、巫女さんが境内を掃除されていた姿が綺麗でしたのでカメラを構えたら、顔をかくしてそのままどこかに隠れてしまいました。
もしかしたら世を忍ぶ仮の姿かも?と、あらぬ想像をしながら諦めたことを思い出しました。
これがもし、作務衣姿のパパさんが掃除されていたのなら、ポーズをとってくれるかもしれないなぁと、アホな想像を重ねてしまいました。
オレンジ・ビーチではありませんが、神社での作務衣姿もオツなものですよ。
太平洋高気圧の勢力が強くなって、梅雨前線がどこかに行方不明になったような天気図です。
このまま行くと、梅雨明けは早くなるのでしょうけれど、太平洋の海水温が上がり、台風が怖くなって来ます。
大雨と台風、梅雨が明けても災害の季節はまだまだ続きます。
困ったものですよ。

by あるいる (2022-06-26 16:05) 

あるいる

いろはさん

コメントありがとうございます。
おなかが鳴るのは消化運動が活発で健康な証だと、かかりつけの医者が云っていましたよ。
緊張するとおなかが鳴るのは自律神経と関係があるのかないのか、さて。
素人判断は危険です。
それでも、はずかしいコトには変わりありませんけれど、ね。
姿勢を変えるとおさまると聞いたことがありますが、鳴ったものは仕方ありません。
とはいえ、やはり恥ずかしいから、笑って開き直る厚顔おやじなのでした。

by あるいる (2022-06-26 16:10)