誰にだって [街]
♪ は~るの~ うらぁらぁの~ す~みだがわ~ ♪
高校三年生の文化祭にクラス全員で出場し、「日本の四季」というタイトルで歌った4曲の中のひとつでした。
銀賞をもらいましたよ。
メダルはないけれど、達成感と満足感をもらいました。
もちろん、僕も歌いましたよ、エヘン。
高校三年生の文化祭にクラス全員で出場し、「日本の四季」というタイトルで歌った4曲の中のひとつでした。
銀賞をもらいましたよ。
メダルはないけれど、達成感と満足感をもらいました。
もちろん、僕も歌いましたよ、エヘン。
指揮はブラスバンド部長のT君。
練習中、怪訝な顔をして僕に云いました。
「おまえだけ声がでかいねん。おまけに音が外れてるしなぁ、小さな声で歌ってくれるか」
しばらく考えてからさらに云いました。
「低音のパートやったらその外れた音でもいけるかもしれん、パート変えるわ、すまん」
僕、音痴やったんやとはじめて自覚した瞬間でした。
声がでかいのは地声やし・・・ま、しかたないなぁ。
誰にでも欠点はあります。
今でも、低音部で歌えますよ。
あっているかどうかは・・・知らんけど。
ブログに載せる写真を選んでいると、そんな大昔のコトを思い出していました。
最近、ふと昔を思い出すコトが多いようです。
昔を懐かしんでるヒマなんかないねんけどなぁ。
歳のせいやろか、さて。
思い出したついでに、もうひとつ思い出したのが映画「お熱いのがお好き」の最後のセリフでした。
「Nobody's perfect」
これが最後のセリフ、大富豪が女に変装したミッキー・カーチスとボートで逃げるときに求婚し、たまりかねてミッキー・カーチスが俺は男だと白状したときの富豪のひとことです。
字幕では「だれにでも欠点はある」とありました。
「完全な人間なんかいない」と訳すよりもずっといいですね。
字幕は清水俊二さんでした。
監督は名匠・ビリー・ワイルダー、出演はジャック・レモン、マリリン・モンロー、富豪の役は名脇役ジョー・E・ブラウンでした。
大好きな映画のひとつです。
何に対しても自信の持てない若者に、少し光を与えてくれた言葉でした。
今は昔、です。
「Nobody's perfect」
これが最後のセリフ、大富豪が女に変装したミッキー・カーチスとボートで逃げるときに求婚し、たまりかねてミッキー・カーチスが俺は男だと白状したときの富豪のひとことです。
字幕では「だれにでも欠点はある」とありました。
「完全な人間なんかいない」と訳すよりもずっといいですね。
字幕は清水俊二さんでした。
監督は名匠・ビリー・ワイルダー、出演はジャック・レモン、マリリン・モンロー、富豪の役は名脇役ジョー・E・ブラウンでした。
大好きな映画のひとつです。
何に対しても自信の持てない若者に、少し光を与えてくれた言葉でした。
今は昔、です。
桜の季節になると、なぜか懐古的になるのは桜の持つ魔力なのかもしれません。
と、桜のせいにしておきましょう。
新しいコトが始まる前向きな春にご縁がなくなって来たからでしょうか。
歳のせいではないはずです、たぶん。
Nobody's perfect、誰にだって欠点はありますもん、ね。
僕の場合、ちょっと多過ぎそうなのが問題かもしれません。
と、桜のせいにしておきましょう。
新しいコトが始まる前向きな春にご縁がなくなって来たからでしょうか。
歳のせいではないはずです、たぶん。
Nobody's perfect、誰にだって欠点はありますもん、ね。
僕の場合、ちょっと多過ぎそうなのが問題かもしれません。
完全ではない = 欠点がある と言うのは少し違う様な気がします。
天邪鬼かも知れませんがです。
by まいく (2023-04-02 00:13)
1枚目の桜、お見事です。
ピンクがこれだけ強いのはソメイヨシノではありませんよね?
ラスト2枚はソメイヨシノかと。。
いずれも青空を連想させる明るい画で実に綺麗です。
「お熱いのがお好き」。。
確か、TVの名作映画劇場、みたいな番組で見たと思います。
典型的なハリウッドのドタバタ喜劇でしたね。
映画館になかなか連れて行って貰えない幼少期~子供期、
良くTVの昼間の名作映画劇場を夢中になって見ていました。
(TVの番組名は覚えていません。。)
by 向日葵 (2023-04-02 02:51)
欠点だらけの男です。
けど、何とか63年生きてこれました。
これも欠点があったおかげと思っています。
by HOTCOOL (2023-04-02 07:59)
清水俊二さん、懐かしいお名前です。
併せてよく見たお名前が、高瀬鎮夫さんでした。
やがて訳者の名前も大きく変化したのが戸田奈津子さんの登場から。
こちらに深く関与したのが清水俊二さんでした。
R・チャンドラーの探偵小説は清水俊二さんの訳で読んでいました。
「強くなくては生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない。」
これは角川映画の『野生の証明』の宣伝で使われました。
R・チャンドラーの『プレイバック』でのセリフです。
しかし清水俊二さんの訳ではないのですよね。
ここの部分の訳し方に関しては村上春樹が対談で語っておりました。
時代とともに言葉の持つ雰囲気も変わるし、守備範囲も変わり。
色褪せながらも、一つの時代に、影響は受けてきました。
むかしを思い起こすのは、むかしが増えてしまったから。
むかしが多く甦るのは、未来が減少してしまったから。
そんな事実が悲しいです。
あした、なに食べようかな。
by tommy88 (2023-04-02 08:14)
桜を見ているといろいろなことが思い出されてきますよね
私も年のせいかな(笑)
桜が散るとそんなおセンチな気持ちも無くなっていきます。
はなみずきが咲き始めましたね
by kiyotan (2023-04-02 10:50)
低音パートはなぜか今でも覚えている不思議です。主旋律を担当すればあるいるさんと
ハモれそうです。
どんより花曇りの日曜日はどうやら最後の桜デイとなりそうな横浜です。
午後から花見散歩に行ってみようかと一瞬思うも、あの混雑にわざわざ飛び込む
事はないだろう、それならのんびりラグビー観戦でも。残念ながら今週は
お休みという事で午後の予定を模索中です。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2023-04-02 11:09)
桜嬉しい筈の桜散りゆく様も奥ゆかしく大胆桜の花が桜と儚さを痛感致します。昔の思い出は淡く桜のような同じなのかも?咲いては散り思い出も湧いては消え。欠点かぁこの頃は忘れてしまいがち
フッと思い出して
又忘れて(笑)
良いセリフですね。
欠点だらけです。だから全てが愛おしいのかも知れないです。
by みうさぎ (2023-04-02 11:45)
まいくさん
コメントありがとうございます。
いえいえ、まったく天邪鬼ではありません。
言葉はむつかしいものですから、言葉が違うと意味合いが変わってくるのは当然ですよ。
映画の字幕の字数制限がある中でどんな言葉を選ぶのか、これもまた難しいところです。
映画の雰囲気や流れ、セリフの言い回しなどからどう意訳するのかが、訳者の腕の見せ所なのでしょう。
「Nobody's perfect」を「だれにでも欠点はある」とされた清水俊二さん、名意訳だと勝手に決めている僕でした。
判断は、観客の好みになるのでしょうけれど、ね。
by あるいる (2023-04-02 14:15)
向日葵さん
コメントありがとうございます。
一枚目の写真はピンク色の濃い陽光桜です。
職場近くの公園に四本並んで植えられていたのですが、2018年の台風21号で一本が倒れてしまい今は三本しかありません。
三枚目と四枚目のソメイヨシノも枝が飛ばされたりして、かなりの被害がありました。
少しづつですが蘇って来てくれ、春を楽しませてくれています。
逞しい生命力ですよ。
こどもの頃、大阪ではニッサン石鹸提供の日本映画の番組がありました。
新東宝の作品が多かったと記憶していて、こどもにはちょっと刺激が強かったのですが、それでも怖いもの見たさでついつい見ていました。
小畑絹子さんをこの番組で知りました。
なつかしいお方です。
by あるいる (2023-04-02 14:28)
HOTCOOLさん
コメントありがとうございます。
自分の欠点を自覚されているからこそ、63年生きてこられたのかもしれません。
欠点を少しでも直そうとする気持ちや努力が成果を結んでいるのでしょう。
欠点を自覚しないまま勘違いされているお方、かなりいらっしゃるのでは・・・と、勝手に決めています。
はい、僕がそうなもんですから。
欠点をなおす努力、かなりしんどいものですから、ね。
しんどいコト、苦手なのです。
by あるいる (2023-04-02 14:33)
tommy88さん
コメントありがとうございます。
高瀬鎮夫さんの字幕にはじめて気づいたのは「マイ・フェア・レディ」でした。
キングズ・イングリッシュと下町言葉の違いを字幕で表すのは難儀やろなぁと思いながら見ていました。
今は昔、です。
え?
チャンドラーのシリーズはてっきり清水俊二さん訳だとばかり思っていました。
違っていたとは意外です、思い込みだったとは・・・シュン。
どなたの訳なのか、あとで調べてみるといたしましょう。
未来が減るのはしかたないですが、むかしが増えるのは喜ばしいと勝手に決めました。
思い出も増えていますから、よりどりみどりですよ。
思い出そうとして思い出すのではなく、ふと思い出す。
この、「ふと」が楽しいのですよ。
お楽しみはこれからだ!です。
by あるいる (2023-04-02 14:51)
kiyotanさん
コメントありがとうございます。
桜が散るとおセンチな気分もなくなってしまうとは、これはやはり桜の持つ魔力のせいかもしれません。
桜のあとにはハナミズキやたくさんの花が咲き誇ってくれます。
ハナミズキが散ってもおセンチにならないのなら、これは桜の魔力の証明になるかもしれませんね。
春薔薇が散ってもなんとも思わないおやじなのでした。
by あるいる (2023-04-02 14:54)
Lonesome社っ長ょぉ〜さん
コメントありがとうございます。
低音部パートを今でも覚えている理由はただひとつ、それだけ熱心に練習したからでした。
熱心にひとさまの三倍も4倍も練習しても小さな声で歌うしかなかったのですけれど、ね。
ちょっと悔しい思い出なのです。
と云うコトで、この低音部は封印されてしまいました。
残念ながら社長さんとハモることは出来ないのでした。
申し訳ありません。
ワン・リーグは今週は休みなのでした。
これもまた残念、来週のお楽しみにとっておいてくださいな。
by あるいる (2023-04-02 15:01)
みうさぎさん
コメントありがとうございます。
どなたかの小説にあった言葉です。
「恥多き人生でした」
自身の欠点を数えすすめると、途中でこの言葉を思い出し、数えるのを止めてしまいます。
どれだけ欠点が多いのか・・・と云うコトなんですけれど、ね。
欠点も含めての僕、 ちょっと遠慮気味に胸を張って生きていますよ。
そう、遠慮気味なんです。
そう思わなきゃ、人生やってられません。
by あるいる (2023-04-02 15:06)
そう、清水俊二さん。懐かしい!!
戸田奈津子さんは清水さんに押しかけ弟子にならせて頂いて、
映画翻訳者になられた、と戸田さんの自伝的本で知りました。
高瀬鎮夫さん、小畑絹子さん、は残念ながら存じ上げません。。
(勘違いしているかも・・??)
by 向日葵 (2023-04-03 01:29)
向日葵さん
コメントありがとうございます。
マイケル・カーティス監督、ハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマン主演の映画「カサブランカ」の字幕は高瀬鎮夫さんでした。
長いだけでなく実力十分なキャリアのお方です。
小畑絹子さんは新東宝のスター女優でしたが、演技力のない美人女優はざらにいますから、大スターにはなれませんでした。
と、リアルタイムではほとんど知らない、中学生の頃から映画に興味を持ち、ちょっとだけ熱心にあれこれと見ていたものでした。
今は昔、です。
by あるいる (2023-04-03 05:09)